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リハビリが効果的な病気・症状とは?~疾患別アプローチの考え方

  • 執筆者の写真: RehaRISE
    RehaRISE
  • 9月16日
  • 読了時間: 2分
リハビリの効果は、疾患の種類や経過年数だけでなく、その人の生活背景や目標によっても左右されます。RehaRISEでは、「最幸目標(さいこうもくひょう)」を軸に、疾患特性に合わせた個別支援を実施しています。この記事では、リハビリの効果が期待できる主な病気や症状、そしてアプローチ方法をご紹介します。 1. 脳卒中後遺症:神経再教育と生活再構築
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脳卒中の後遺症では、片麻痺・感覚障害・高次脳機能障害などが残ることが多く、単なる筋力回復だけでは生活に戻れません。RehaRISEでは、生活に必要な動作(着替え・食事・トイレ動作など)を軸に、神経回路の再教育と代償動作の習得を行い、利用者の「自分でやりたい」に寄り添った訓練を展開しています。

2. 変形性関節症:関節負担の軽減と姿勢・歩行再訓練
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膝・股関節・肩などの変形性関節症は、痛みだけでなく、姿勢や歩行の崩れを引き起こします。RehaRISEでは、疼痛緩和だけでなく、正しい荷重のかけ方・関節に優しい動作の習得に重点を置き、「また買い物に行きたい」「旅行に行きたい」といった最幸目標に向けて日常動作を再構築していきます。

3. バランス障害・神経性疾患:転倒予防と日常復帰支援
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加齢やパーキンソン病・小脳疾患などによるバランス障害は、転倒・骨折のリスクを高め、生活の自由度を著しく損ないます。歩行器に頼る前に、筋力・体幹・眼球運動など多角的に評価し、最幸目標である「転ばずに自由に出かける」を実現できるように支援します。
4. 最幸目標を軸とした「疾患別」ではなく「人別」のリハビリ RehaRISEのリハビリは、診断名に基づいたテンプレート型ではありません。「また犬の散歩をしたい」「ピアノを弾きたい」など、目標から逆算した支援設計が特徴です。同じ疾患でも、その人の人生・希望・生活はそれぞれ。だからこそ“最幸目標”を軸にした「人別アプローチ」が、回復力を最大化します。

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執筆:石塚 直樹(作業療法士/RehaRISEゼネラルマネージャー)

「地域の健康寿命を世界一にする」をビジョンに、予防から社会復帰まで一貫した支援を実践。

病院、地域、スポーツ領域での経験を活かし、一人ひとりに最適なアプローチを提供。




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​@Reha RISE

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